このブログでは、動詞の【put・置く、持っていく、出す】について動詞が前置詞と組み合わさることによって、別の意味として使い分けることができる句動詞【phrasal verb】を紹介します。
ネイティブの表現に近い言葉づかいをしたい人におすすめの使い方です。
【Put】を使った【phrasal verb】フレーズと意味紹介
- Putのphrasal verb
- 意味
- 同じ意味の一つの英単語
- 例文
を紹介します。
①Put up with〜 | 〜に耐える、我慢する | tolerate |
例:I put up with the terrible noise.(ひどい騒音に耐える)
②Put on〜 | 〜を着る | Wear |
例:She put on the red dress which is used to be mine.
③Put down〜 | 〜を侮辱する | Insult |
例:My teacher usually put down boy students.
④Put off | 先延ばしにする | Delay |
例:He always put off his promises,so I’m tied of it.
⑤Put away~ | 〜を片付ける | Tidy |
例:My sister like to put away the kitchen.
⑥Put through 〜 | 〜を電話につなげる | Connect |
例:My boss put through me.
⑦Put by〜 | 〜を蓄える | Save |
例:she put by money for the future.
⑧Put aside〜 | 〜を無視する〜を避ける | Ignore |
例:I hate his attitude, so I usually put aside him.
⑨Put in〜 | 〜に貢献する | contribute |
例:It put in the company.
⑩Put across〜 | 〜を明確に説明する | explain |
例:My friend put me across that she could not make it to meet me last time.
⑪Put back 〜 | 〜(イベントやアポイント)を遅れさせる | postpone |
例:The event put it back to next month.
⑫Put out 〜 | (火や明かり)を消す | extinguish |
例:He put out when He was sleeping.
英語の句動詞【phrasal verb】の説明と覚え方
動詞+前置詞(または副詞)で構成された一つの動詞として機能する熟語です。
法則はなく、前置詞との組み合わせでそのままの意味になることと、それぞれの動詞に違った前置詞や副詞が組み合わさってオリジナルの意味を成します。
英語の一番基礎的な文法として
- S+V+O
- 主語+動詞+目的語
という順番で文が成り立つことを習ったかと思います。
しかし、ある程度英語を使うようになると、言いたいことを伝えるのに動詞一つだけでは足りないことに気がついた経験はないですか?
例えば
- I look my cat.
一見『私は私の猫を見ている』と読み取れると思いますが、違う前置詞を組み合わせると意味が変わります。
- I look at my cat.私は私の猫を見ます。
- I look for my cat. 私は私の猫を探します。
- I look after my cat. 私は私の猫の世話をします。
このように、動詞は前置詞を加えたphrasal verb として使われると意味が変わります。
『みる』は日本語でも何かの世話をする時『猫の面倒をみる』と表現する感じです。
同じ言葉でも使い方によって意味のニュアンスが少し変わってくるのがphrasal verbの特徴です。
- 覚え方
暗記するよりも、文章を自分で作ってそれを使うシチュエーションに持っていくことが一番の近道です。
私たち日本人も例えば『ペットの面倒をみる』この、『面倒』と『みる』を法則として覚えたのではなく、フレーズとして覚えたと思います。
英語の言葉も使って慣れで覚える。二つの単語を組み合わせて句動詞と、同じ意味の一つの単語をセットで覚えるといいと思います。
よく使う【Put】の句動詞のまとめ
12個のPutの句動詞をお伝えしましたが、これはよく使われるという表現をまとめましたので、全部覚えるのが大変、という人はまず次の4つを覚えてくださいね!
- Put on〜 Put(置く)on(~の上)で【何か】を【どこかの上に】置くという表現にもなりますが、【服を着る】【靴を履く】など身に着けるという意味でも使われます。
- Put down〜Put(置く)down(下へ)で【何か】を【どこかへ下げる、おろす】という表現にもなりますが、何かを見下ろすという意味で【人を見下す】という悪い表現として使われることが多いです。
- Put away~Put(置く)away(離れた)で【何か】を【遠ざける】という表現にもなりますが、何かを見えなくするという意味で【しまう、片付ける】という表現になります。
- Put aside〜Put(置く)aside(わきへ、側へ)で【何か】を【わきへよける】という表現になりますが、自分の視野に入れない、【人を無視する】という表現になることもあります。
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