日本人として海外で生活していると、海外赴任の夫を持つ『駐妻』つまり駐在員の奥さんに出会います。
たいていの駐妻は現地でお仕事をすることはないので、主婦として現地の生活に慣れる必要がありますし、子育てもそこでしなくてはいけないのですが、駐妻の中で大きく違うのは英語が話せる駐妻か話せない駐妻かに分かれると気づきました。
マレーシアは公共の場で英語が通じる国の一つです。
英会話学校もたくさんあるし、英語を使う環境がかなり整っています。
赴任期間は人によっては1年から5年など様々ですが、駐妻にとってこの期間は留学期間にもなりえるのです。
しかし日本人のコミュニティーも多く、現地の言葉が話せなくてもちょっとした買い物程度の外出だったらどうにかなってしますので、日本語ばかりを使う人も多いです。
せっかく海外生活をしているのだから英語を上達させたい！！
この記事では海外で英語力を上達させたい駐妻や留学生へ以下のことをお伝えします。
- 本格的に英語の勉強ができる語学学校紹介
- イングリッシュスピーカーと積極的に話すためのサークル紹介
- ミートアップに参加するための会話
クアラルンプールの主婦にもおすすめ語学スクール紹介！
時間が取れる主婦には独学ももちろん大切ですが、最初は多少お金をかけても学校に通うと自分がのレベルかもわかるし、友達も増え英語を使う機会が一気に増えます。
留学生は海外の大学に入るためにIELTSなどの総合スコアが必要ですが、初級レベルは日常会話に必要なクラスになるので、ある程度会話ができるようになりたいのであれば短期間でクラスを受け、進学コースに進まずに途中で辞めることもできます。
短期や再入学が何度もできる語学学校をご紹介します。
主婦におすすめの【MRT線ブキビンタン駅徒歩10分圏内】語学学校紹介
駅近の学校を紹介します。車を持っていない主婦でも行きやすい立地です。
日本支部もありクアラルンプール校では日本人スタッフが常駐しているので手続きが日本語でOK
一日体験レッスン可能で少人数制英会話コースと1対1のプライベートレッスンのパッケージが人気です。連続して通えなくでも授業を一日から申し込むことができるのでスケジュール調節が可能！
その他に中国語、マレー語、フランス語、イタリア語、スペイン語、ドイツ語、日本語のクラスもあります。日系の学校ということで現地の日本語を学びたい学生も多く、放課後には日本語で話をしたいローカルの学生が集まるチャットサークルが無料で参加できるので英語でのコミュニケーションも取れる場として人気です。
| 授業料例：英会話コース 週2回コース |
| 入学金：90リンギット(1リンギット26円)
期間：4週間 授業料：600リンギット 教材代：50リンギット 合計740リンギット |
住所 地図：Lot D-6, Ground Floor, Block D, Fahrenheit 88, Jalan Bukit Bintang, 55100 Kuala Lumpur.
申込み方法：日本からでも予約可能。直接ウェブで問い合わせてください ICLS公式ウェブサイトはこちら
- ELC English Language Company レベルアップを本気で考える人におすすめ
オーストラリアに本校がある南半球ベストイングリッシュスクールに選ばれた質の高い授業が受けれます。
毎週月曜日が入学日で一週間単位で授業の申し込みができます。クラス分けテストとオリエンテーションがありその日の後午後からの授業に参加します。
ビギナーズクラスもありますが一般的なジェネラルコースでもかなり速いペースです。
生徒の出身地は中東系が多く、日本人が少ないので英語を使う環境が強制的に与えられます。
| 授業料例：ジェネラルコース |
| 入学金：100アメリカドル
期間：5日間/2週間 授業料：330ドル 教材代：30ドル 合計460ドル 支払いはリンギット |
住所 地図：Unit 3.01, 3rd Floor, Wisma Bukit Bintang,No. 28 Jalan Bukit Bintang55100 Kuala Lumpur, Malaysia
申し込み方法：直接申し込む場合は公式ウェブの[Contact us]をクリックし必要事項を入力したら[Questions]で希望のコースや開催日を記入してください。見積もりまたは請求書を返信してくれるので送金または学校で直接支払いが可能です。ELC公式ウェブサイトはこちら
主婦におすすめの【LRT線KLCC駅徒歩10分圏内】語学学校紹介
- British Council ビジネスマンも通う本格イギリス英語学校
イギリスに本部を置く語学学校のブリテッシュカウンシル(British Council)は、マレーシアにある語学学校の中で最も歴史がある学校の一つです。一般的な英会話から大学進学の準備まで幅広く対応しているので自分のペースに合ったカリキュラムが選択できます。
| 授業料例：スマートイングリッシュコース 4週間プログラム |
| 期間：5日間/4週間
クラス分けテスト：106リンギット(1リンギット26円) 授業料：3,500リンギット 教材代：212リンギット 合計：3,818リンギット |
住所 地図：Ground Floor, West Block, Wisma Golden Eagle Realty 142CJalan Ampang 50450 Kuala Lumpur
申し込み方法：希望日数やコースを問い合わせると見積もりを返信してくれます。
British Councilの公式ウェブサイト問い合わせフォーム
語学スクールに入学希望のメールを英語で送る方法
では行きたい学校が決まって、いざ自分で申し込みしようと英文でメッセージすることになります。
特に駐妻は現地に住んでいるので、ビザ申請や宿泊先の依頼など日本の留学支援のエージェントのサポートは必要ないので申し込みのメールを直接送りさえ送れば簡単に入学の案内が来て現地に行けばいいんです。
問題、は英語初心者でどうやって英文でメール作るかですね！
日本だと〇〇学校御中とか担当者様、この度は貴校のカリキュラムに興味があり入学を希望しているのですが、、、、といろいろ書かなくてはいけませんが、長い文章はいりません。語学学校のスタッフも生徒が英語初心者ということくらいわかっているので理解して対応してくれるので、勇気をもって英文でメールしてみてください。
シンプルで大丈夫なんです！
後で学校でちゃんとしたメールの送りかた勉強すればいいんです！
基本的に最初はDear学校の名前から始まり、自己紹介と受けたいコースを伝え最後Sincerelyで終え、個人情報を少し加えればメールの完成です。
| 語学学校の入学希望メール例 |
| Dear[担当者の名前または学校名]
My name is 〇〇. I would like to enter [学校の名前] to join general course(コース名) for 4 weeks to start on 3rd June[希望日の日付]. please send me the class quotation to this email. Sincerely.
[あなたのフルネーム] [あなたの電話番号] [あなたのe-mailアドレス] |
このくらいシンプルで通用します。英語をまず使うことが英語力が上がる方法でもありますね。
クアラルンプールの無料英会話サークル紹介
学校に行って英語を勉強しながら友達をつくってチャットや遊びに行ったりも効果的ですが、英語を使う機会が多ければ多いに越したことはありませんね。
クアラルンプールには無料で参加できる言語交換のサークルがあります。ドリンク代は別です。
ICLS English Language Chat Circle
毎週火曜日午後6時、木曜4時半から語学学校のICLSの校舎の中で開催されています。定期的に一番人が集まるイベントだと思います。
学校開催のため英語を学びたい生徒が多く、日本語を学びたい現地の生徒や一般の人も参加するので友達が作りやすいです。
ランダムに決められた素敵なカフェでおしゃべりができるイベントです。コロナ感染拡大防止の自粛期間中はオンラインでの参加が可能。
ブキビンタンやKLCCで毎週開催されているミートアップです。バーやレストランなど飲みながら楽しく友達を作れるイベントです。
Monday Badminton @ Champion Court
バトミントンをしながら外国人の友達を作りたい人におすすめ。初心者から経験者までいろんな人が集まります。
登録メンバーが3000人以上いるクアラルンプールのミートアップサークルです。コロナ感染拡大防止の自粛期間中はオンラインでの参加が可能。
アプリやSNSなどで開催日、場所、参加可能人数などが発信されています。申し込んだ後開催場所に行くだけで、英語や、サークルの内容によっては中国語、マレー語でおしゃべりをしたり、イベントを開催しています。日本の文化に興味がある外国人や友達を作りたい人などが参加するサークルもあるのでの英会話力が格段に上がること間違いなしです。
- 初心者のミートアップ参加のコツ
このようなイベントに参加する人はフレンドリーな人が多く、多少英語が苦手でもゆっくり聞いてくれたり、コミュニケーションを取ろうとしてくれます。怖がらず、恥ずかしがらずにまず自分から声をかけてみることに挑戦すると会話がはずんだり友達になりやすいと思います。
もしあなたがまだ会話に自信がなく、自己紹介くらいしかできないのであれば全員に声をかけ自己紹介するだけでも印象が違うと思います。簡単な英単語でも、使って慣れていかないと次にあなたが伝えたいことがすぐに出てこないと思います。
まずは
- My name is ～
- I am ～
- I am from Japan
次に簡単な質問ををすれば会話が成り立ちます
- Where are you from?
- How old are you?
- What is your hobby?
中学または小学校で習うくらい簡単なフレーズですよね？これだけあなたが言えれば会話は20分くらい持ちますよ。海外の人は質問を受けたら自分のことを沢山話してくれるます。
- 海外で英語を習得できる駐妻とできない駐妻の違い
駐妻に対して『海外で生活しているのになぜ英語がしゃべれないの』とたまに耳にしますが、吸収の早い子供と違って言語を習得するにはそれなりの努力が必要です。
新しい環境でしかも海外となると家族も友人もいない中生活を始めるのは大変です。しかしマレーシアには多くの日本人が住んでいる日本人街と呼ばれる地域もあります。日本人の友人を作ることは難しくありませんし、美容院、ビューティーエステ、修理業者、旅行代理店や病院まで日系の企業が沢山ありサービスも日本語対応が可能です。
仕事を持たない駐妻の生活といえば友達探しに日本人のコミュニティーに属したり、現地の言語教室、ヨガ、ジム、ゴルフ、料理教室、伝統染め物バティック教室など習い事を始めたり、特に子供が日本人学校に通うとママ友はほぼ日本人で英語の勉強時間を取れない、または必要ないこともありえます。
マレーシアでは駐妻は日本人がいるコミュニティーに入り際すれば現地の言葉はそこまでなくても生きていけるのです。
英語を積極的に勉強している駐妻は、『せっかく海外に住んでいるのに、日本と同じような生活はつまらない！現地や外国人の友達がほしい！英語を上達させたい！』と意欲的で、留学生と同じような語学学校に通ったり、空いている時間に勉強したり、また普段社交的でなくてもお店や外で積極的に英語で話すようにしています。
生活スタイルはそれぞれですが、日本語で不便なく暮らしたい駐妻と、夫の仕事の影響をチャンスと変えるかの違いですね。
まとめ
英会話の習得はイングリッシュスピーカーのパートナーがいた方が独学を続けるよりも効果的です。駐妻はいつでも外に出れは英語が使えるラッキーな環境にいます。
短期の留学生と違って一年以上長い期間英語が使える環境にいるので英語力をアップさせるためには
- 学校に行く
- ミートアップサークルに参加する
- 自主勉強では多く聞き流すよりフレーズを一つずつしっかり覚え実践で使う
これをすれば会話が自然にできるようになるはずです。
英語の学習に必要なのは楽しく継続することです。
楽しく続けられる環境を作り、自主勉強では特にニュースのリーディングなどで新しい単語を覚える、この繰り返しでローカルの友達を作ってる駐妻もたくさんいます。
海外生活を充実させるために是非試してください。
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